私たちは種子島で和牛の繁殖事業をおこなっています
子牛が生まれ持った能力を最大限に発揮できるよう、その成長を見守ります。
立派に育てあげた後、全国から家畜が搬入される「家畜市場」で販売しています。
育てた牛を通して、笑顔が生まれる喜びがある
育てた牛を通して、笑顔が生まれる喜びがある
育てた牛を通して、笑顔が生まれる喜びがある
私たちは種子島で和牛の繁殖事業をおこなっています
子牛が生まれ持った能力を最大限に発揮できるよう、その成長を見守ります。
立派に育てあげた後、全国から家畜が搬入される「家畜市場」で販売しています。
繁殖農家の仕事
良質な和牛を育てあげるためには、一頭一頭に目を配る必要があります
繁殖農家では、子牛を7ヶ月から9ヶ月くらいになるまで育て、市場でセリにかけて肥育農家に売ります。
子牛をちゃんと育てるには、病気にならないように牛舎(牛のおうち)をいつもきれいにしたり、暑さや寒さにも気を使います。
毎日の管理
牛の様子を観察して、病気にかかっていないか、他の牛とけんかをしていないか、ちゃんとエサを食べているかどうかなどを確認します。
牛の生活の場である牛床(ぎゅうしょう)を清潔に保つために、掃除もかかせません。
牛は寒さに対しては比較的強いのですが、それでもすきま風などは嫌います。
反対に夏の暑さには弱いので、牛舎の周辺に木を植えて木陰を作ったり、扇風機で風を送ったりして、住みよい環境を作っています。
様子がおかしい場合には、獣医さんに来てもらって、 診療をうけることもあります。
エサを与える
上手にエサを与えることが、一番大切な仕事になります
上手にエサを与えることが、一番大切な仕事になります。
エサを与えるには、太り過ぎないようにしたり、にせすぎないようにしたりと気をつけます。
母牛には1日に朝と夕方の2回に分けて餌を与え、主に台車等を使って牛ごとにエサを給与していきます。
作業 内容は肥育経営とほぼ同じです。
子牛には初め乳のみを与え、生後7日程度から固形飼料(粗飼料、濃厚飼料)に徐々に切り替えていきます。
水も重要な「エサ」です。
綺麗な水を飲ませるように注意します。
肉用牛の生産
肉用牛の生産は子牛の繁殖から始まります
母となる繁殖用のメス牛に、高い品質の肉用牛を産 ませるために、優れた血統を持つオス牛を交配させ、子牛を出産させています。
牛の妊娠期間は280~285日で、子牛は約30Kgの体重で生まれてきます。
肉用牛、中でも和牛として生産されるのは、黒毛和種を中心に褐色和種、日本短角種などが中心。
乳用牛のメスに和牛のオスを交配させたF1と呼ばれる交雑種の生産も行われています。
子牛は、生まれてすぐに、1頭1頭、種別や出生年月日、オス、メス、母牛の個体識別番号を登録され、個体識別番号を与えられ耳票をつけられます。
よりよい肉牛を生産するために
中崎では、毎日牛舎の牛を確認することから始まります
毎日2度の給餌と牛舎の清掃も欠かせません。
病気にならないように健康状態も把握している必要があります。
ただ餌を与えるだけではなく、1頭1頭、細や かに気を配り、牛に快適な環境を作ることで、よりよい牛の肥育ができます。
安全で健康な和牛の生産には、数多くの人が努力しているのです。